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ラスボラ [熱帯魚]


小型美魚として、以前から親しまれてきた魚で、ポピュラー種なので、どこの店でもよく見かけし、安価。ネオンテトラなどと一緒にされがちだが、ネオンはカラシンで南米、これはコイ科でアジアに生息する。まあ、水槽内で飼育するにはどうでもよいことかもしれないが。
ラスボラには、「ヘテロモルファ」と「エスペイ」があることをご存じの方も多いと思う。体表の黒い部分の形で違いが分かるのだが、上の写真の向かって左がヘテロモルファで右がエスペイ。どちらかといえば、エスペイの方がオレンジ色が強く出るようだ。でも流通量はヘテロモルファの方が多いみたい。PHをちょっと下げて、6.0くらいにした方が、このオレンジがよくでるらしいが、ウチではそれほどこだわっていない。水草の緑に映える魚として、このオレンジは最適と思い、私もそのつもりで購入し、飼育している。
性格は温和だし、草食性でもないので水草水槽でも大丈夫、エサは何でも食べて、たいていは人工飼料で充分。丈夫で水質にも神経質ではないので、手軽に手が出せる魚だと思う。ただ、こうした小型魚は、ある程度の数を入れないと見栄えがしないのも事実。ウチでは60cmレギュラー水槽に50匹程度を入れているが、これくらいでないと、どこにいるか分からなくて、存在感が気薄になってしまう。逆に、これくらい入れると、群泳らしくなり、存在感が増す。その後は一年に一度くらい、10匹程度を追加していくと、長い間ラスボラ水槽を楽しめる。
ネオンテトラは人気でポピュラーだが、個人的には水草に合うのはこちらだと思っている。


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