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SD [カメラ]


しかし、そんなに大容量・高速なメディアが本当に必要だろうか。
私はCFメイン、SDはサブだから、SDはそんな大容量・高速なものは持っていない。しかし、ここまで価格差がつくと、SDをメインにしたくなる(小さくて端子剥き出しは、ちょっと不安だが)。昨日書いたように、SDの2G上限は撤廃される見込みだが、2Gだって結構な枚数が撮れる。820万画素の1D2だって、RAWで180枚以上は撮れるのである。JPEGならその倍以上は撮れる。これで不足とは思わないのだが。
サッカー撮りがメインの私は、中学生サッカーで一試合130~180枚程度撮る。全てRAWで撮っても2Gが一試合分。試合ごとにメディアを分けたほうが、後で整理しやすいのでそうしている。勿論、がんばってそれ以上撮ることはできるが、そうしても使えるショットがそれほど増えるわけではない。後で、整理・削除が大変なだけだ。小学生サッカーだと、当然もっと少なくて、一試合1Gで充分。デジタルだから、ランニングコストがかからないから、といって、何でもシャッターを押す人がいるが、そんなに枚数を撮って、後で整理・削除が面倒でないだろうか。ちゃんと狙って、意図して、シャッターを押す、ということが大切だと、フィルム時代に言われた事がある。
確かに銀塩時代は、後の現像代のことを心配しながらの撮影だったから、スポーツなど枚数を撮る人は特に、頭の痛い話だった。従って慎重にシャッターを押していた。しかし、無駄と分かっていても、連写しなければ撮れない画もある、というのがスポーツ撮影なのだ。デジタルになって、それから開放され恩恵を一番受けているのは、我々スポーツを撮っている人たちかもしれない。けど、むやみやたらにシャッターを切ったとて、連写しても、満足いく画が沢山得られるわけではない。大容量のメディアを用意して、連写の早い機種を用意して、枚数をたくさん撮れば、その中には一枚くらい良い画があるだろう、なんて考えるのは、虫の良い話である。
高速なメディアは必要だと思う。書き込み待ち、バッファーの開放待ちでシャッターが切れない、という経験をされた方もいるだろうし、私もその一人。PCに画を移す際も、長々と待たなくてもよいのは助かるし。単写でも、書き込み中に電源を切ってしまい、画像データが壊れてしまった経験がある。書き込み・読み出し共に、早いことは全ての面でプラスに働くと思う。SDカードは当初から、この速度という面で有利な規格だと言われてきた。私的な経験でも、概してCFよりSDの方が早いようだが、今は様々な種類のメディアが売られているので、そうとも言えなくなって来た。。
今度発売される1D3も、CFとSDのダブルスロットらしいが、今後はSD+SDのダブルスロットになるかもしれない。それはそれで、面白いかも、と思ってしまったが、さて手持ちのCFはどうしよう。
 


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