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少年サッカーの撮影 その17 [少年サッカーの撮影]

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では、親指AFのデメリットはあるのだろうか。
まずは、その意味を理解し、操作に慣れないとメリットを享受できないということはある。慣れないと、AF駆動しないでシャッターを切ってしまったり、試合中ずっと親指を押しっぱなしで、何の為の親指AFか、ということになりかねない。サッカー撮影では、その瞬間を切り撮る集中力と反射神経が必須。余計な操作に気を使わなければならないようでは、効果半減どころかデメリットになってしまう。無意識のうちにできるよう、練習や慣れは必要だろう。
次に、親指で操作を行うということは、カメラボディのホールドに関しては悪くなるということ。これは慣れの問題もあると思うが、通常設定では、利き手の指は1本しか使わない。シャッターボタンを押すだけだ。残りの4本の指は、カメラのホールドに使われる。親指AFの場合は、利き手の指2本を使う。残った3本の指でカメラ本体をホールドするのだが、大きく重いボディを手持ち撮影する場合は、長時間だと辛い場合も出てくる。指が1本少なくなるだけじゃないか、と思われるかもしれないが、少なくなるのは親指なのだ。カメラの前面を持つ3本の指が2本になるのではない。カメラの後面にある1本だけの親指が、ホールドに専念できないことは、多少のデメリットだと思う。

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私が今思いつくデメリットというのは、そんなところか。それならば、メリットの方が遥かに大きく感じられる。そういう結論ならば、この親指AFはサッカー撮影に極めて有効な方法であり、会得すべきだ、との結論に達しよう。ところが、だ。私はこの親指AFを採用していない。その理由は?

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1枚目:CANON 1D MarkⅡ+EF300mm F2.8 LⅢ+EF1.4xEXTENDERⅡ
2&3枚目:CANON 1D MarkⅡ+EF400mm F2.8 LⅡ
4枚目:CANON 1D MarkⅡ+EF400mm F2.8 LⅡ+EF1.4xEXTENDERⅡ

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